ロックの名盤をご紹介15 ドリームポリス / チープ・トリック
チープ・トリックの名盤を選ぶのは、とても悩みました。順当に選べば、ライブアルバムの歴史的名盤「at武道館」なのですが、スタジオアルバム縛りでいくと、これは難しかったです。甲乙つけがたい、というか、抜きん出たものが無い、というか。。。
売り上げで見ると トム・ピーターソン復帰後の「永遠の愛の炎」となるのでしょうが、ちょっとポップス色が強すぎるかな。外部ライターを多く起用したのも淋しい気がします。
ジャック・ダグラスをプロデューサーにむかえた1stアルバムは、ヘヴィで個人的には好きなのですが、荒削り過ぎでチープらしくないという声や、メンバー、特にリック・ニールセンは、ジャックのプロデュースに不満を漏らしていました。
2ndの蒼ざめたハイウェイは佳作ですが、やはり隠れた名盤レベルでしょうか。
やはりここは、武道館に続いて79年にリリースされた、人気絶頂期の4thスタジオ・アルバムのドリームポリスを挙げたいと思います。
"ヴォイシズ""ドリーム・ポリス"をはじめ、彼らの真髄である覚えやすいメロディとコーラスワーク、そして、ストレートなロックンロールがたっぷり詰まっています。
そして、極めつけは、《続きを読む》
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